これまでに資産運用の勉強をしてきて、実際に運用を始めていきたいと思ったけど、どのように進めていけばいいか分からない!
いろんな資産運用の方法があって悩む方も多いと思います!
- 始める時は何から始めればいいか
- 資産運用の考え方を知りたい
- 何から取り組んでいけばいいか?
運用の考え方を自分なりの仕組みを持っていれば、何に投資して運用すればいいか分かってくるので、一つでも持っていることは大事ですよ!
そこで早速伝えたいことは長期的な目線で投資していく方法が一番低リスクな考え方だと思います。
つまり積み立てで有名な《ドルコスト平均法》の思考を持つことが有能だと考えられています!!
一体《ドルコスト平均法》がどんな物なのか解説していきます。
1 ドルコスト平均法とは?
そもそも、ドルコスト平均法とはなんですか?
簡単に説明しますと、決まった金額(月1万円など)で金融商品を長期間分散で買い付けて、平均化を図る方法です!
実際に表にあらわしてみます!
資金100万円 | 投入金額 | A商品 | 購入商品数 |
1回目 | 100万円 | 1万円 | 100口 |
この時に購入できた商品数は100万円出して、100口を購入することができました。
続いては10回に分けて購入するパターンを考えていきます。
☆ドルコスト平均法☆
資金100万円 | 投入金額 | A商品 | 購入商品数 |
1回目 | 10万円 | 1万円 | 10口 |
2回目 | 10万円 | 0、5万円 | 20口 |
3回目 | 10万円 | 1、5万円 | 6、7口 |
4回目 | 10万円 | 0、2万円 | 50口 |
5回目 | 10万円 | 0、5万円 | 20口 |
6回目 | 10万円 | 2万円 | 5口 |
7回目 | 10万円 | 1万円 | 10口 |
8回目 | 10万円 | 0、5万円 | 20口 |
9回目 | 10万円 | 0、4万円 | 25口 |
10回目 | 10万円 | 0、2万円 | 50口 |
合計 | 0、78万円 | 216、7口 |
毎月or毎日を10回に分けて購入すると、一括で購入する場合と比べると二倍以上の差が出るのがわかります!!
一括購入→100口 分割購入→216、7口
逆に買い付けしているとこれ以上は損すると考え持っている金融商品を全て売却する、となると含み損になるケースが多くなるので《ドルコスト平均法》の本質を理解しなければなりません。なので短期的に売却を考えている人には向いていません。
《ドルコスト平均法》は長期間(10年間以上)決まった金額を投入することで発揮するからです!
あくまでも上の表は簡易的にあらわしているので商品によって違うことは覚えててください。
2 メリット・デメリット
・メリット
- 長期的に運用することで含み益になりやすい
- 始めるタイミングはいつでも良い
- 価格変動に悩まず、投入するだけでOK
- 出口戦略を考えるだけで十分
- 高値で購入を避けられる
・デメリット
- 短期的にトレードする方には不向き
- 時間がかかる
- 必ずしも大きなリターンが来るとは限らない
- 最終的にマイナスになる可能性もある
それぞれのメリット・デメリットを知っているだけで、戦略を立てていきやすくなります。
いかに特徴を掴むかで収益のバランスが変わってくるので、投資する商品を見極めていきましょう。
そして上記に関わらず、自分で探したり手探りで挑戦してみるのも経験や発見につながるので思い切って少額でもいいのでやってみましょう。
3 どんな投資先に向いているか
3ー1 株
株は社会からの信頼性があるため主に購入がやりやすいと思います。ですが、買ってしまうと価格自体が上下するので不安を煽られてしまいます。またデメリット部分の、購入した自社株が倒産した場合ただの紙切れになってしまうことです。
そのリスクを抑えるためにも、日頃からの情報収集やどこに投資をするかは見極めなければなりません。そして《ドルコスト平均法》を考慮しながら、長期的に投資ができる商品を選択して運用する力を身につけなければなりません!
どんな商品があるかそして実際どんな取引きができるか、行動に実行してやってみましょう・
3ー2 インデックスファンド・ETF(上場投資信託)
こちらの分野は、国内株(日経平均株価・TOPIX等)・全世界株(S&P500等)・国内外の債権などをパッケージ化し商品として購入する形となっています。
いわゆる分散投資で、株と違って分散で投資しているので一方が倒産しても他がカバーする形を取っています。
こちらは初心者には始めやすい商品になっていますよ!なぜなら、運用成績は良いし手数料が安いことがあげられます。また《ドルコスト平均法》を長期的に行なうことで、リターン率が高くなります。資産運用の王道です!
ここで活用方法は銀行や証券が扱っている《積み立てNISA》や《iDeCo》を使うことが一番良い方法です!なぜなら、複利の力を存分に使えますし、配当金や譲渡金に税金がかからない所はかなりのメリットなのでおすすめです!
下の記事も参考に!
3ー3 仮想通貨
今注目されている仮想通貨は怪しいと思われがちですが、現在は徐々に伸びが増していき資産運用にも適されています。特に$BTC(ビットコイン)や$ETH(イーサリアム)などは主に取引き通貨としてどんどん加速を増している状況であります。仮想通貨には何千種類の通貨があるので調査は必要です。
そこで紹介するのは国内の代表取引所である《コインチェック》や《ビットフライヤー》を使って、仮想通貨を積み立てていく資産運用方法です。
銀行に預ける余裕があるのであれば先程説明した《ドルコスト平均法》を使って仮想通貨を積み立てていく方法にスイッチしてみてはどうですか?
もちろん、勉強してから始めることが一番大切ですからね!
口座開設方法は下記の記事で見てみてください!
3−4 変額個人年金保険
この商品は一般的な個人年金と勘違いされやすいですが、保険会社が取り扱っている入会型の個人年金です。
特徴は、国内問わず全世界の株や債権をパッケージ型商品にして購入し、運用していく仕組みとなっています。これを保険という形で運用して商品化しています。
大企業が運営していることもあって、年率10%を超える月は多く見られます。
ですが、運用手数料もかかってきますので約3〜10年程度は元本割れしますが、長期的な目線で見るとかなりの利益になります。
銀行に預貯金するより、はるかに運用はできますね!
最低でも年率3%以下は下回らないと説明しています。
4 最大限に活かす方法
ドルコスト平均法の特徴は長期的に決まった金額を投入し、上下する商品価格に左右されない心を持つことが重要になってきます。
中には保有している商品の価格が上がったからといって、利益を優先して売るなどの行動はNGです。また商品価格が下がったから損しないために全部売るなどの行動もNGです。
目先の損益に囚われてはなりません。そこはじっと我慢し買い増しの選択をして、長期間の運用を試みましょう!
最終的には自分の意志に勝つことができるかどうかが最大限のポイントです!
それから初心者に易しい《積み立てNISA》や《iDeCo》に挑戦してみましょう!
私も商品が高値になった場合、売りたいと思ったりしますが将来のリターンの方が大きくなる事に期待しているので、継続で投入していますよ。
5 まとめ
いかがだったでしょうか?
ドルコスト平均法は、初心者には易しい資産運用方法ではあります。
ですが間違った判断で運用してしまうと《ドルコスト方法》を活かすことができなくなってしまい、結果損してしまったパターンになりかねません。
また色々な商品の特徴もありますので、手数料も考慮ながら勉強してリスク軽減に繋げれるように努力しましょう!
素敵な人生を送れるように正しい知識を!